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秋といえば紅葉です。
では、どうして葉っぱが赤や黄色に変わるのでしょうか?
これは「紅葉の後」を考えると分かります。そう、落葉ですよね。
紅葉は桜やカエデ、モミジなどの落葉樹のみで見られる現象です
落葉樹は日照時間が短く、気温も降水量も少なくなる冬には、葉を残していると、木自体が死んでしまう危険性が高くなります。
そうならないために、冬に落葉させて、自分自身(木)を守るんです。
落葉させると言っても自分で葉を振り落とすわけにはいかないので、気温が下がってくると水分を葉っぱに送らないようにしてしまうんです。
水分がなくなると、葉っぱが緑に見える理由である光合成を行う葉緑素という色素が干からびて壊れます。
緑の成分がなくなって残っているのがカロチノイドやアントシアニン。
カロチノイドは緑黄色野菜に多い黄色の色素でイチョウなどではカロチノイドのおかげで鮮やかな黄色に紅葉します。
より葉に糖分が多い樹木は、ブルーベリーなどで有名なアントシアニンという色素ができます。メープルシロップのとれるサトウカエデなどはカナダの国旗のように真っ赤になりますが、それはこの糖分がアントシアニンに変わるからなんですね。
紅葉は上記のような理由で最低気温が10度を下回ると色が変わる準備が始まります。それが10-11月。近年では地球温暖化の影響でしょうか、12月に入ってから紅葉の見ごろを迎える、という年も増えてきましたね。
夏と秋、そして昼と夜の寒暖の差が激しいと紅葉はより色鮮やかになります。夏や昼間に盛んに光合成して糖分を作り、夜に気温が冷えて糖分を消費してしまう呼吸が少なく抑えられると、結果的に葉っぱにたくさんの糖分が残り、赤や黄色の色素が多くなって紅葉がきれいに色づくのです。
今年は10年に一度の紅葉の当たり年。日本の秋の魅力を満喫したいですね。温泉露天風呂と紅葉なんて最高です。